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2010/11/28

懐かしの3D 立体映像のお話し。

今3D(3次元立体映像)が流行ですね。
映画やテレビ、年内には東芝からメガネなしで3Dが見られるテレビ「グラスレス3Dレグザ」も出るそうな。
南風は3D対応のプロジェクターが欲しいけど、まだまだ高価すぎて手が出ないなぁ~。
'90年代に、レーザーディスクで3Dが見れる機械があったの知ってる?
こんなの!
パイオニア レーザーアクティブ CLD-A100

ちなみに下においてるのはBetaのビデオデッキだよ。
いつか、こいつのこぼれ話でも・・・







このCLD-A100は、1993年に発売されたレーザーディスク プレイヤーで定価89,800円。
でもこれが、ややこしい機械なのよ。
単体では普通のレーザーディスク(映画など)しか見れないのだけれど、オプションを買い足すとゲーム機になるの。
南風が買ったオプションはPAC-S1(MEGA-LD用パック) 定価39,000円。

これを本体にガッチャっと差し込むと、セガのメガドライブと専用ソフトのレーザーディスク盤ゲームができるゲーム機に変わるの。
(PCエンジン用のパックも別で売ってました。)
 
 
 
 
 
それで、LD盤ゲームの中に3D対応ソフトがあって、それを観るには更にオプションのゴーグルが必要で・・・
 
GOL-1(3Dゴーグル) 定価10,000円
ADP-1(3Dゴーグルアダプタ) 定価5,000円
「パイオニアさん、いったい幾らつぎ込ますつもりだ!」って感じの高級ゲーム機になるのだ。

 

 
このゴーグルは「液晶シャッター方式」っていうやつです。
テレビの走査線を偶数と奇数にわけて、右目用と左目用の映像を交互に見せることで3Dになるのです。走査線をコントロールするってことは・・・走査線のない今の薄型テレビには対応してないってことです。
ブラウン管TVじゃないとダメなのだ!
 
3D対応の専用ソフトは、まずこんなのが発売されたのです。
『3D MUSEUM』
 
解説にはこんなことが書かれてます。
「ゲームでもないデータベースでもない、立体画像と3Dサウンドの、ハイエンド&ナチュラルなスーパー3D美術館です。」
 
早い話、立体画像をボーっと眺めるだけの、ある意味芸術的?な作品です。
 
 
   
 
 
このソフトは、専用の3Dゴーグルがなくても楽しめるように、方式がいくつか盛り込まれています。

昔懐かしい赤青フィルムを使った方式(アナグリフ)や偏光フィルムを使用する方式など。
これらはソフトに附属している左のようなメガネで観ることができます。
 
このソフトの価格は¥13,000(税込)!
高すぎじゃ!
 
 
 
 
 
なぜこんなモノを買ってしまったのか?
ここで、正直に告白しておきましょう。
実は、こんなソフトが・・・ 1994年発売。
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
18歳未満おことわりソフト。
あ~あ~、いいのかな?こんなの載せちゃって・・・
今まで品行方正なブログだったのに・・・ソフトの内容はかわいいエロさなのだけどネ。
でもね、ある意味歴史に残る画期的なソフトじゃないの?
3Dでこれって、男なら一度は観てみたくなるじゃない。
 
結局、3D対応ソフトなんて、これくらいしか発売されなくて、レーザーアクティブは短命のうちにこの世から忘れ去られたのでした。
南無阿弥陀仏。
 
<3Dおまけ話>
昔懐かしい赤青フィルムを使った方式(アナグリフ)の話が出てきましたが、それに関わる面白いサイトがあるので紹介しておきましょうね。
写真1枚から3D画像へ変換してくれるツールです。
http://www.ms-hpmake.com/tp_3d.html
自分のパソコンに入ってるJPG画像をアップロードして、変換をクリックすると、アナグリフ3D画像にしてくれます。
メガネの作り方も紹介してくれてます。
南風がお散歩中に撮ったこの写真を変換してみましょう。
 
 
 
 
 
 

   
 
   
 
こんな風になって帰ってきます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 

 
これを、赤青メガネで見ると・・・う~ん、立体画像だわね。
微妙だけど。
メガネ作るの面倒だし、あまり期待せず暇つぶし程度にどうぞ。

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